巻き爪・陥入爪・開張足補正の自由が丘ひばり整爪院(東京都世田谷区)

セルフケア(正しい靴選び&履き方編)

オシャレが先行しがちな靴選びですが、本来は足を保護し、足の機能を助ける物です。
履いていれば足が靴に馴染むという「靴に足を合わせろ」的な考えは足に起こりうるトラブルの大きな引き金となってしまいます。

靴が与える体への影響

腰が痛いひばり

普段考えもしない事ですが、普通に歩いていても地面から足に受ける衝撃は大きい物です。
それが5000歩~10,000歩と増えれば増えるほど足への衝撃とそれに伴う疲労は蓄積します。
その衝撃を和らげる補助をしてくれるのが、踵や靴底のしっかりした靴なのです。
踵が柔らかすぎるしっかりしていない靴だと、踵骨が不安定になり踵骨外反というアキレス腱~踵にかけて【く】の字に変形する状態になったり、体のバランスも不安定になるため姿勢の悪化・歪みの原因にもなります。

踵部分にカウンターと呼ばれる芯材が入っている物は、踵のぐらつきを防ぎ、安定させてくれます。

もう一つ大切なのが、足の甲をしっかりと固定できる靴が理想的です。
足の甲の部分が固定し支えられていないと、重心が前足部に溜まったり、靴が脱げない様に本能的に指が上に上がった状態(浮き指)になります。
前足部に過剰な負荷が加わると【足の変形】【巻き爪】【陥入爪】【タコ・ウオノメ】の原因にもなります。

足の変形例

指先が地面を掴まずに歩いているという事は足全体で歩くペタペタ歩きになります。
そうするとふくらはぎの筋肉のポンプ作用も低下しむくみの原因にもなります。

靴を履くときには、靴の踵部分に自分の踵をしっかり合わせ、つま先にゆとりがある状態を作り、紐やベルトを締めましょう。

靴選びで大切なポイント

● 靴選びで大切なポイント

  1. ①つま先に捨て寸と呼ばれる約1cm程のゆとりがある事。
  2. ②足の甲と踵部分がしっかりと固定&安定できるもの。
  3. ③爪先が少し上向きで、足の指の付け根部分が可動しやすいもの。
    (可動しないものとして安全靴等を想像して頂くと解り易いと思います。)

それから、朝と晩では足のサイズが変ります。
靴を購入するのは足のサイズが大きくなる夕方がおススメです。
上記のポイントを押さえたものを履くように心がけましょう。
また足に負担が掛かるハイヒール等のオシャレな靴を仕事の関係上履かなくてはならないことがある方も多数いらっしゃると思います。
そういう方は足の筋力が弱まり、変形が進まない様に足に対するセルフケアを行ってください。

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