セルフケア(幼児の割れ爪・深爪状態に対して)
幼児の割れ爪・深爪状態に対する簡単なセルフケア
幼児は基本的に爪が薄く柔らかいです。
その為、爪の中央が凹んでいる『匙状爪』になることが多々あります。
これは通常成人の場合、原因として『鉄欠乏性貧血』の際に見られますが、その場合は手も足の爪も全部匙状となります。
幼児で足の爪だけの場合は爪が薄く柔らかい為に起こる生理的現象ですので、その内成長と共に正常化していきます。
お子さんの爪を切るのが難しく伸びた状態で過ごしているとすぐ割れます。
子供によく見られる靴下をはかずに靴を直接履くスタイルをしていると爪と靴がぶつかり割れます。(うちの子はこれでした。)
その爪が皮膚を刺激すると傷になったり出血や化膿の原因となります。
割と小さい子によくある状況かと思われます。
かといって爪に矯正器具を装着するのも、爪が柔らかい上に気になって過剰にいじるため保持が困難。
すぐ外れてしまうので経済的な問題もあります。
そこでお手軽に出来る方法があるので是非1度試してみてください!!
子供が寝ているときに割れて浮いている爪や皮膚を刺激している邪魔な爪を爪用ハサミでカットしてテーピングで側爪郭(爪の脇の皮膚)を下げます。
もちろん起きたら動いたりいじったりでテーピングも剥がれてしまいます。
が、何日かこれを続けてれば大半が治まります。
幼児用の爪用ハサミと伸縮用のテーピングテープ、もしくはサージカルテープがあれば大丈夫なので安上がりです。
テーピングの方法ですが、2~3センチ程度の長さでテーピングをカットします。(幅は2,5センチですがお子様の足趾の大きさに合わせてカットしてください。)
※この方法は伸縮用テーピングじゃないと行えません。
上記の様にカットしたテープの中央に切れ込み、もしくは円状にカットします。
テープの伸縮方向が→方向に向くように、爪の先端を突出させ貼ります。
更に→方向に軽く引っ張って貼ると側爪郭(爪の横の皮膚)が下がり、爪の食い込みが緩和されます。
先ほどのやり方で足の親指に行った様子
両サイドの皮膚が下がり爪が露出して伸びやすくなります。
パターン2
2枚のテーピングで爪の両脇の皮膚を下げる方法。
伸縮用テープでもサージカルテープでも行えます。
約2.5㎝幅の伸縮するテーピングテープを約3㎝位の長さにカットします。
一枚を爪の際ギリギリに貼り拇趾下を通って拇趾の背中に向かって貼れば完成です。
もっと牽引力を増して皮膚を下げたい+テープを剥がれにくくしたい場合)
最初に紹介したテーピング方法を複合して行う。
もう一枚のテープを反対側から先ほどと同様に貼り付けます。
最初に行った穴あきテープを貼って更に皮膚を下げて固定し完成です。
簡単に行え且つ経済的にも優しい方法ですので是非試してみてください。
※お肌がデリケートでかぶれやすい場合は注意が必要です。お肌に異常が現れたらテーピングを中止しましょう。
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