巻き爪・陥入爪・開張足補正の自由が丘ひばり整爪院(東京都世田谷区)

開張足・浮き指とモートン病・中足骨骨頭部痛の関係

足指が地面に接地しない浮き指、さらには横アーチが消失した『開張足』の状態で歩き続けると出てくるもう一つの痛み・症状について解説していきます。

浮き指・開張足が原因の疾患

人間の足裏は主に3つのアーチからなっていて、そのアーチが地面を踏み込んだ際にその衝撃を吸収・分散してくれるという事は以前にも述べました。それぞれのアーチはどれも重要ですが、その中でも特に横アーチが消失すると、足裏の第2~4趾の中足骨の骨頭部分に痛み巻き爪、タコやウオノメ、外反母趾、内反小趾等の様々なトラブルを誘発します。それ以外に体重をかけた際に足指の付け根部分に違和感を感じたり痛くなることは無いでしょうか?足裏の第2~4趾の中足骨の骨頭部分に症状が出て、稀に両足に、ほとんどがどちらかの片足がなります。

中足骨骨頭部痛・モートン病

モートン病特に第3~4趾間では、中足骨骨頭付近にある神経腫という神経の塊が圧迫されたり、繰り返される機械的刺激により、滑液胞という潤滑液が入っている袋が炎症を起こし、それが神経を圧迫して痺れを呈することもあります。

これらは中足骨骨頭部痛やモートン病と呼ばれる疾患です。以前はこの疾患、ハイヒールによるものだと言われていましたが、男性でこの症状を訴える方が結構な割合でおられますので原因は他にもありそうです。

浮き指・開張足で歩き続けると引き起こる症状

浮き指足指が巻き爪や怪我で痛み、母趾に体重をかける事ができなかったり、開張足・浮き指の為に指の付け根の部分を地面にいつも打ち付けて歩行していると微小な外力が中足骨の骨頭部にじわじわと蓄積し炎症を起こしだします。ひどくなると激痛で歩くことが困難な状態になります。

以上の事を踏まえ、横アーチがある状態で足の指が地面に根付いている状態はとても大切です。

中足骨骨頭部痛・モートン病の原因として考えられること

中足骨骨頭部痛・モートン病、共に共通しますが、横アーチが消失した状態で過ごしていると、患部への刺激が増し、症状を悪化させます。

【例】浮き指の状態を助長するサイズの大きい靴、ヒールの高い靴、又はつま先の尖った靴を履く。
ハイヒールをはいた足の状態ハイヒールを履いている際の足の状態。(指が屈曲し中足骨部に衝撃が加わる。) 横幅の狭い靴を履いた状態横アーチが消失した状態で横幅の狭い靴を履くと神経腫がより圧迫されて痺れが出る。

前足部を圧迫しない靴を履く事はもちろんですが、横アーチを形成するための筋肉を効果的に鍛えたり、痛みが出ている部分への衝撃を和らげるためにサポーターやインソール等を使用する必要があります。

▲このページのトップに戻る

自由が丘ひばり整爪院
【施術に関するお問い合わせ・予約専用】