巻き爪・陥入爪補正の自由が丘ひばり整爪院(東京都世田谷区)

外反母趾と内反小趾

外反母趾と内反小趾今となってはメジャーとなった外反母趾ですが、一昔前まではあまり良く知られていませんでした。
読んで字のごとく親指が外側に向かって反ってしまうのが『外反母趾』で小指が内側に向かって反ってしまうのが『内反小趾』です。

症状の重症度について

一般的に指の曲がった角度により重症度が分けられていますが、角度が大きければ大きいほど痛みが強いというものではありません。
ちなみに外反母趾の場合、外反角が10°~15°が正常。15°~25°が軽度。25°~40°が中度。40°以上が重度と言われています。
内反小趾の場合は、外反母趾のように極端に曲がるということは稀です。
角度による変形も気になりますが、小指の付け根の部分が腫れたり痛みを持ったら要注意です。

指の角度

外反母趾・内反小趾の原因として考えられること

付け根の炎症外反母趾や内反小趾の場合、変形も目立ちますが、やはり痛みが出やすく靴を履いたり歩いたりする際に支障が出ます。
これらの痛みのメカニズムですが、母趾や小趾の付け根部分が出っ張る為、靴による圧迫、摩擦が強くなり、また、地面との接地の際に本来拇趾が地面と接触するのに拇趾の付け根の部分が地面に触れ、打ち付けられて衝撃を受けます。
これにより赤く腫れて炎症を起こし、母趾側だとバニオン(滑液包上腫瘤)や小趾側だとバニオネット(腱膜瘤)を形成したり、また骨棘が出来、それが神経や血管を刺激して激痛が発生します。

原因としてはつま先の狭いハイヒールも挙げられますが、ハイヒールを履かない方でも外反母趾や内反小趾になります。
運動不足による筋力低下やサイズの合わない靴による『開張足』や『浮き指』が引き金となります。

足の変形には正しい靴選び、中敷きによる免荷療法、運動療法が基本となります。変形や痛みが強い場合、手術という選択がありますが、最近はテーピングや弾性包帯を巻いて、扇状に広がった筋肉や靭帯・骨格を矯正し変形や痛みを無くす保存療法が効果をあげています。

※当院では外反母趾等に対する簡単なアドバイスは行いますが施術は行っておりません。治療に関しては外反母趾専門の医療機関等へご相談下さい。

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